PeerBlockのデフォルトの購読リストが有料化したので代替策 |
そこでいろいろなキーワードで検索をかけて見つけ出したのが次の2つのURLだ。
http://www.ipblocklist.com/
http://www.ipdeny.com/ipblocks/
ipblocklist.comは詳しく調べていないが、好ましくない(脆弱性を持つサーバ等)のIPアドレスリストを頒布していて、iptablesの形式やPeerblockに使用可能な形式のリストを入手可能だ。
ipdeny.comは最新の国ごとのIPアドレスのリストを提供していて、これはもっぱらPeerblockで適用されることを期待しているものだ。(CIDRの書式で列記されている)
そのipdeny.comから通信したくない国のIPアドレスのリストを入手し、Peerblockに適用すれば簡単に指定した国との通信を許可あるいは禁止することができる。
国ごとのIPアドレスのリストを無料で欲しい場合はこれを使うといい。
しかも嬉しいことに、デフォルトの購読リストの配布元であるiblocklist.comが提供していたものにはIPv6のアドレスについては対応していなかったが、ipdeny.comが配布するリストはIPv6とIPv4の両方が用意されている。
余談であるが、国ごとのIPアドレスのリストは各国のWHOISから(アメリカ大陸ではARIN、中南米大陸ではLACNIC、ロシア北米ヨーロッパ大陸ではRIPE、アフリカ大陸ではAFRINIC、オセアニア及びアジアではAPNICが管轄)IPアドレスの割当リストが手に入るのでそれを自前のスクリプトで加工しても作成可能だ。加工の手間と時間が少しかかるのでipdeny.comのを使ってもいい。
参考までに次のURLをチュートリアルとして示す。
http://www.makeuseof.com/tag/peerblock-block-ip-addresses-government-spies-evil-hacker-friends-pc/